『不小心救了江湖公敌』『Saved the Public Enemy by Mistake』 BILIBILI漫画 英語版の和訳 #34

不小心救了江湖公敌　英語版漫画#34の和訳　です。

☆登場人物の台詞を理解することが主な目的なので、台詞以外の、絵で表されている描写は最低限しか書いていません。

☆登場人物や場所の漢字が間違っている可能性があります。読んでくださって間違いに気づいた方は教えてくださったら嬉しいです。

☆意訳・省略ありです。

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「清霜!!」

「！」

青云と解清霜のもとに、江鶴を抱えた曲江临が駆けてきた。

「彼が突然血を吐いて倒れたの。彼を殺す？それとも生かして解仁宇のもとに送る？殺す方をお勧めするわ。」

「殺す必要はないわ。彼はあと数時間の命。傀母蛊を起こせば、子蛊は宿主の体を食い荒らし始める。」

そう言って解清霜は勝利の笑みを浮かべる。

「宿主が死ぬまでね。」

「彼を救え。」

思いがけぬ青云の言葉に、解清霜は思わず彼を振り返る。

「彼はあなたの命を脅かしたのよ…。目覚めたら、また生死の契を結ぶかもしれない。」

「だが、私にはお前がいるだろう？私の可愛い妹は、きっと私を死なせはしない。」

青云は勝ち誇ったような笑みを浮かべた。先ほど好き放題言われたことへの反撃のようだ。

解清霜はそんな青云をにらみつける。

「わがままを言わせるために命を助けたのではないのよ。自覚を持って頂戴。」

「自覚している。すぐに母蛊と子蛊を入れ替えよう。」

「私を脅すつもりなの、陸青云?!」

「そうだ。」

そんな二人を見守るはげんなりと顔をしかめた。

“あぁ…。この兄妹喧嘩、私は席をはずした方がよさそうね。”

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