天官賜福 bilibili 英語版の和訳 #39
天官賜福 英語版漫画の和訳 #39です。
☆登場人物の台詞を理解することが主な目的なので、台詞以外の、絵で表されている描写は最低限しか書いていません。
☆登場人物や場所の漢字が間違っている可能性があります。読んでくださって間違いに気づいた方は教えてくださったら嬉しいです。
☆意訳・省略ありです。
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「ねえ、行かないの?」
白服の女性が、ある家の前で足を止めた黒服の女性に声をかける。
「下がっていて。」
「?うん。」
黒服の女性は左手を家の正面に構えた。
とその時、彼女たちを爆風が襲った。 彼女たちの背後にあった家が吹き飛ばされたのだ。
それをした男は手に炎を生み出し、彼女たちを追撃する。 だが黒服の女性が白服の女性をかばい前に出ると、掌で炎を押しとどめた。
そしてその炎を男へと勢いよく投げ返した。 炎は威力を増して男へ向かうが、軽い身のこなしで回避される。
そして男はそれ以上反撃せずに逃げていく。
「!」
「どこへ行くの!」
白服の女性がすぐに男を追う。
黒服の女性は謝憐たちが隠れた家を気にしていたが、諦めて彼女の後を追った。
少し間を置き、謝憐が家の戸から顔をのぞかせる。
よくやってくれた、南風!
謝憐と三郎は家の外へ出る。
「白い服を着た女性が、おそらく半月妖道だろう。そして彼らが言った“友人”とは、半月兵の一団の可能性がある。」
謝憐は深刻な表情で続ける。
「私たちはしばらく前から見られていたのかもしれない。彼女の仲間が誰なのかはわからないが、半月兵が町で私たちを探しているに違いない。南風が彼女たちを引き付けている間に、急いで善月草を探そう。」
とそこで、南風によって破壊された向かいの家から、阿昭が顔を出した。
「阿昭、大丈夫だった?」
彼は土埃をはたきながら出てくる。大きな怪我はないようだ。
「薬草がどんな見た目か知っていますか?」
「申し訳ない。この古都の場所は知っていましたが来たことはなかったし、善月草を見たこともありません。」
阿昭は首を振り謝るが、代わりに三郎が答えた。
「善月草は小さいです。とがった桃のような鋭い大きな葉を持っていて、日影を好みます。背の高い、大きな建物の近くで探してみませんか?」
「背の高い、大きな建物?」
謝憐は思案するように顎に手をやるが、すぐに答えは出た。
「半月国で最も高く、大きな建物であれば…それは宮殿だろう。」
夜になり、美しい星々が空に輝き始めた。3人は荒れ果てた宮殿へたどり着いた。
「素早く見つけましょう。もう24時間の制限まであまり時間は残されていない。サソリ蛇に注意して。」
「分かりました。」
元々宮殿の庭園だったのだろうか。そこは草木が生い茂っており、3人は散り散りに捜索を始めた。
謝憐が草木をかき分けて薬草を探していると、しゃがみ込んでいる人物を発見した。謝憐が声を上げるより先に、その人物が慌てて立ち上がり叫ぶ。
「うわあああ!攻撃しないで攻撃しないで!俺だよ!」
それは砂漠に残してきたはずの天生だった。
「天生?」
謝憐が警戒した声を出す。
「なぜ半月関に入ってきた?隊商のほかの者は?」
そして彼と距離を保ち、いつでも若邪を放てるように左手を構える。
「あなたは本当に天生なのか?」
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この話は南風活躍回ですね!
南風は扶揺より素直に、謝憐を守るために行動しますね。
攻撃するだけして脱兎のごとく逃げるの可愛い。扶揺だったら敵を引き付けるために逃げるっていう行動できるんだろうか。勝手な予想だけど、逃げずにまともに戦って返り討ちにされてしまうんじゃないかと思ってしまう。
あと、南風まず家壊したけど、一緒にいた阿昭のことは何も考えてないよね!そこは三郎と少し似てるかも?謝憐を守ることが第一優先。他の人のことは…何も考えてないわけじゃないだろうけど、自分の身は自分で守れよって感じ?
謝憐はみんなから大事にされている。
明日からまた出張で和訳ができん…。木曜日には帰ってこれるかなぁ…。
アニメの先を知りたいと思って漫画読んで和訳始めたのに、追いつけもしない!