『不小心救了江湖公敌』『Saved the Public Enemy by Mistake』 BILIBILI漫画 英語版の和訳 #extra one day

不小心救了江湖公敌 英語版漫画#extra one dayの和訳 です。

 

☆登場人物の台詞を理解することが主な目的なので、台詞以外の、絵で表されている描写は最低限しか書いていません。

☆登場人物や場所の漢字が間違っている可能性があります。読んでくださって間違いに気づいた方は教えてくださったら嬉しいです。

☆意訳・省略ありです。

 

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「昔々、桃花塢に悪者がいました。彼は毎日周りの者をいじめていて、人々は怯え暮らしていました。」

「小禾哥哥もいじめられていたの?」

少女が、地面に絵を描きながら語る人物を見上げる。それに答えたのは勝気そうな少年だ。

「もちろん違うさ!小禾哥哥は一人で敵10人は倒せる!」

「10人も!格好いい!」

「…。」

子供たちに囲まれているのは、ずいぶんと成長した小禾だ。

「それから?小禾哥哥が悪者を追い払ったの?」

「伯父さんが、小禾哥哥を川で見つけたと言っていたよ。ひどい傷を負っていたって。」

「そうなんだ。じゃあ小禾哥哥は戦いで負けたの?」

「ちがう!小禾哥哥は戦ってるときに川に落ちちゃっただけだ!負けていないよ!」

「じゃあ悪者は?悪者はどうなったの?その人も川に落ちたのかな?」

勝手に話が進んでいくことに苦笑いを浮かべながら、小禾はいつも語る通りの結末を口にした。

「最後は…悪者を追い払うために皆が力を合わせて、いつまでも幸せに暮らしました。」

途端に小禾は子供たちに糾弾される。

「噓つき!」

「小禾哥哥がまた私たちを騙そうとしている!」

「鈴蘭姐姐に聞きに行こう!」

子供たちの声を聴きながら、小禾は懐かしい桃花塢での暮らしを思い起こす。

“最後はどうなったのですか?

ご無事なのですか?先生。私も何が起こったのか知りたいです…。“

 

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人物名に付ける「小」は年上が年下を呼ぶときだけなのかと思っていました。

でも「小」と「哥哥」って一緒に使われていたので驚きました。新発見!