『不小心救了江湖公敌』『Saved the Public Enemy by Mistake』 BILIBILI漫画 英語版の和訳 #22.5

不小心救了江湖公敌 英語版漫画#22.5の和訳 です。

 

☆登場人物の台詞を理解することが主な目的なので、台詞以外の、絵で表されている描写は最低限しか書いていません。

☆登場人物や場所の漢字が間違っている可能性があります。読んでくださって間違いに気づいた方は教えてくださったら嬉しいです。

☆意訳・省略ありです。

 

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数え切れぬほどの年月が経った、ある日

「何をしているんだ?」

柳江鶴が、料理をしている様子の陸青云に声をかける。彼はもはや子供の姿ではなく、体格は青云より勝っているようだ。

「桂花糕を作っている。米粉を取ってくれ。」

素直に従う江鶴に、青云はどんどん言いつける。

「砂糖。ゆっくり水を注げ。」

「乾燥させた金木犀を振りかけて。蒸して。」

途中からは口を出すだけで、しまいには少し離れた場所でゆっくりと茶を飲み始めた。江鶴は不慣れな手つきで、しかし文句も言わず手を動かす。

 

少しすると、暖かな湯気を立てた桂花糕が出来上がった。

「悪くないじゃないか。少し蜂蜜をのせて…」

青云の言葉の途中で、江鶴は蜂蜜を救った指で彼の唇をなぞる。

「蜂蜜はうまいかな?」

そう言ってゆっくりと顔を近づけ、手伝った褒美を求めた。

出来立ての桂花糕はしばし放置された。

 

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明けましておめでとうございます。

2022年になりましたね!

今年も天官賜福と不小心救了江湖公敌の和訳を続けていきます。

つたない和訳ではありますが、読んでくださるとうれしいです!