『不小心救了江湖公敌』『Saved the Public Enemy by Mistake』 BILIBILI漫画 英語版の和訳 #36
不小心救了江湖公敌 英語版漫画#36の和訳 です。
☆登場人物の台詞を理解することが主な目的なので、台詞以外の、絵で表されている描写は最低限しか書いていません。
☆登場人物や場所の漢字が間違っている可能性があります。読んでくださって間違いに気づいた方は教えてくださったら嬉しいです。
☆意訳・省略ありです。
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青云はまだ旧診療所にとどまっていた。はたから見れば熱心に所に目を通しているように見えるが…
「本がさかさまになっているわよ。」
青云はびくりと背後を振り返る。
そこにいたのは曲江临だった。
「そんなに集中して何を考えているの?兄のことを思い出しているの?」
「…。私についてくるな。尾行のせいで窮屈な思いを…」
青云は彼女をにらむが、彼女は青云の言葉を遮り口元に指を当てる。
「しー。」
そうして彼女は門をにらむ。
門のすぐ外では、地面を掃く女性が管理人らしき男に問い詰められていた。
「お前が2日前、ここを掃いたのか?」
「ええ。」
「この場所の掃除の規則を知っているか?」
「…中の部屋に入ることは禁じられています。」
咎められている理由が分からず、女性はしどろもどろに答える。
だが男が彼女を叱る原因はそれではなかった。
「この庭に花を生やすことも禁じられている!二堂主がこの2日間ここに来なくて運がよかったな。」
「わ、忘れていました…。」
「引っこ抜いて来い。」
「はっ、はい。承知しました。」
「あそこの。」
曲江临が青云の隣に立ち、くいっと門の外の2人に指を向ける。
「解仁宇の間諜の一人よ。」
「管理人か?よく今まで生かしておいたな。」
「彼は長年清霜に仕えている。抜け目なくて有能なの。間諜でなかったら重用できる。」
「そうか。」
青云は興味がないようで、また本に目を落とす。
「どうして驚かないの。解仁宇は、自分の娘に間諜を送っているのよ!」
「仲睦まじいということを除けば、解家では何が起ころうと不思議ではない。」
「…。」
その言葉に曲江临はしばし沈黙したが、急にぐいっと青云の顔を覗き込んで来た。
「最期に解仁宇に会いたい?私なら、あなたを紛れ込ませてあげられる。」
「!」
彼女の不穏な意味を込めた言葉に、青云は大きく目を見開く。
彼のその表情に、曲江临ははクスリと笑みを浮かべた。
「あら、冗談よ。」
暗雲が立ち込め雷鳴が響き渡る中、屋敷に影衛が続々と集まってきた。
皆、柳江鶴が伏せた部屋へと向かう。
部屋では解清霜が江鶴の枕元に座していた。
彼女の掌から手首にかけて、血がしたたり落ちる
力を纏った彼女の血は煙のようになり、江鶴の身体に浸み込んでいく。。
「二堂主、」
やがて江鶴は目を覚ました。
「何をしている?」
薄く開かれたその瞳は、左だけ色が変わっている。
「灵力の混じった私の薬血で、あなたの乱れた灵力を抑制する。
自身の灵力のせいで、あなたの内臓はつぶされた。」
そう言いながら、解清霜は手首の傷に包帯を巻いた。
「今のあなたは、膿と血の山が人の皮をかぶったようなもの。少し触れただけでも大出血よ。」
「…。昆山血蓮で、俺はどれくらい生き延びられる?」
「息をする死人のように、1年。内臓は治せない。」
私が家の問題を処理するまでは、薬血で生き延びさせてあげられる。」
影衛の手により支度を整えた解清霜は、部屋を出る際、余裕ある笑みを浮かべて江鶴に言った。
「血蓮の取引は…ゆっくりやりましょう。」
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Q. 江鶴の左目は何故色が変わったの?
A. 道士の目の色は、彼らのに灵力よって影響を受けることがある。
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